街道道中膝ガタガタ

いよいよヤジさんキタさんのコスプレが似合いそうな光景が現れました。いやぁ衣裳持ってなかったのが残念ですわw。といいつつも、この道を日没と競争で急ぎます。えらいこっちゃ。

薩埵峠のこの場所に来たならば、そりゃあ日本一の富士山を拝まなきゃ・・・って、あれ？

峠といったら山の中、そんなイメージがひっくり返る場所でした。駿河湾を背に立つ薩埵峠の碑。海からの風がいつになく心地よいものでした。

薩埵峠の案内図、とはいっても、山に押しのけられてみんな画面下の方に追いやられてますwww。昔は山は峠は乗り越えていくしかなかった。ゼーゼー言いながら痛感させられた場所です。

東名、国道１号、東海道本線、それぞれが束になって寄り添って通過していく薩埵峠。横から見るとこんな感じでした。

メーカーさんはどちらさんなんでしょうか？みかん畑を縦横無尽に駆け上るか細いレールのモノレール。モノカーという名前は初めて聞きました。

由比の駅からここまでずいぶん掛かっちゃいましたw。さてこれより薩埵峠。以前来た時は撮影目的でしたが・・・さて徒歩旅行目線だとどう見えますでしょうか？？？

昭和の頃までは、こういう街並みがまだまだたくさん残っていたのでしょうか。下駄の音や風鈴の音が似合いそうな光景。スニーカーで歩くのは無粋だよなぁ・・・

ふと気がつくと視線を送ってきているのはタヌキ。あっちもタヌキ、こっちもタヌキ。なぜにこんなにタヌキなんだろう？？？この度の最後まで解けなかった謎でした。

薩埵峠が近くにつれて平地はどんどん狭まってきます。迫ってくる道路や線路に慄きながら、ひたすら坂を登っておりました。